日本男性のDV被害

【現状】

増加する男性のDV被害

近年、男性のDV被害が増えている。

2025年11月3日の産経新聞では「男性被害者からの相談件数はここ5年間で1・5倍」となったと報道された。

https://www.sankei.com/article/20251103-SYJS2ESQLRPGFGR5JNZQFT5V6I

ドメスティックバイオレンス(DV)被害に男性が遭うケースが増加している。男性被害者からの相談件数はここ5年間で1・5倍となったが、専門家は「(隠れていた被害が)表面化した」と分析。ただ、社会的認知が進んだとはいえ、一般的には女性に比べて肉体的に優位にあるとされる男性が被害を訴えても、社会の共感を得にくい状況は続く。また、女性のDV被害者より追い詰められやすい側面も指摘されている。

上記記事をPDF保存したので参照して欲しい。

各種報道を受けて2025年12月2日・参議院、内閣委員会で国民民主党の牛田まゆ議員が質疑を行った。

・トランススクリプト

牛田まゆ議員
次に、男性がDV被害者となるケースも増えています。11月4日の産経新聞でも、男性被害の実態が報じられました。警察庁によりますと、令和6年に男性から寄せられたDV被害の相談件数は2万8,214件、ここ5年間で1.5倍、全体の3割を占めているといいます。男性も相談しやすい環境整備のため、国はどのような取り組みを行っているのでしょうか。また、自治体の好事例なども御座いましたら、それをどのように横展開していらっしゃるのか教えてください。

委員長
内閣府岡田男女共同参画局長。

岡田男女共同参画局長
お答え申し上げます。DV被害者は女性に限られるものではなく、男性の被害者も躊躇することなく相談でき、必要な支援を受けられる環境整備することが重要と考えております。内閣府におきましては、DV相談プラスにおきまして、性別に関わらず相談を受け付けるとともに、地方公共団体に対し、被害者の性別に関わらず相談しやすい環境の整備に配慮することが望ましいことを周知するなど、地方公共団体の取り組みを促しているところでございます。また、研修等を通じまして、男性被害者向けの電話相談窓口を設けるなどの自治体の事例を共有しているところでございます。引き続き男性を含め、配偶者暴力の被害者が躊躇することなく相談でき、必要な支援を受けられますように、相談支援体制の充実につとめて参りたいと存じます。

牛田まゆ議員
はい。男女限らず、性別を問わず相談しやすい体制づくり、男性被害の実態に即した支援のあり方についても、引き続き内閣府が積極的に旗を振っていただきたいと申し上げます。

後手に回る男性用DV対策

ではたとえば男性用DV窓口の現状はどうなのか?

内閣府と首都圏の件のDV窓口を調べた。

①内閣府

・「男性の相談にも対応(毎週日曜15~21時は、専用回線で受け付けます。)」とある。

①毎週日曜15~21時は、専用回線で受け付けます。しか男性の相談を受け付けないのか

②24時間受け付けるが加えて専用回線の受付があるのか
確認中。

②東京都

・東京ウィメンズプラザ(生活文化局)が週4で相談対応

男性差別あり。

悩み相談であり、DV被害に特化していない。

男性のための悩み相談

 03-3400-5313

毎週月・水・木曜日 16:00~20:00(祝日・年末年始を除く)
毎週土曜日       13:00~17:00(祝日・年末年始を除く)

※東京ウィメンズプラザでは電子メールでのご相談は行っておりません。

②神奈川県

・かながわ男女共同参画センターで男性相談もありだが、トップページは「困難な問題を抱える女性及びDV被害者への支援」であり女性限定。

男性差別あり。

神奈川県配偶者暴力相談支援センター(DV相談窓口)のリンクから男性DV相談のページへ。

Web遷移に問題あり。

・男性DV相談。女性に比べ時間が短く、窓口自体も少ない。

③埼玉

・男性差別あり。

DV相談は男性は曜日限定

男性はこちらのみ

男性のための電話相談

男性臨床心理士による男性のための電話相談を実施しています。

  • 電話:048-601-2175
  • 日時:毎月第1及び第3日曜日(年末年始除く)11時~15時

【相談内容】職場の人間関係、家族・夫婦、DV、生き方など男性全般の相談

男性DV被害者のための電話相談

 男性(性自認が男性の方を含む)のDV被害者のための電話相談です。
 ご相談は匿名でお受けします。適切な情報提供ができるよう「年代」と「お住まいの市町村」をお聞きします。

  相談時間:金曜日  12時00分~20時00分(金曜日が祝日の場合は、12時00分~17時00分)
                  ※年末年始12月29日~1月3日を除く

  相談専用電話:048-829-9900

 ※ 利用にあたっての留意事項
   たくさんの方の相談機会を確保するため、電話はおひとり1日1回、20分程度でお願いします。
   回線が混みあい電話がつながらない場合は、時間をおいておかけ直しください。
   なお、次のような場合は、相談を終了し電話を切らせていただきます。
      (1) 大声や暴言、威圧的な言動により相談対応を続けられない場合
      (2) 無言電話、性的な内容等あきらかに相談ではない場合
      (3) 一方的なお話が長時間にわたり、相談業務に差し支える場合

③千葉

・男性差別あり

DV相談は男性は曜日限定

男性相談はこちらのみ

悩んでいること、困っていることがあったら電話相談へ・・・

まずは、電話相談に気軽におかけください。

相談専用電話:043-308-3421

受付時間:毎週火曜日・水曜日 16時から20時
  毎週土曜日 12時半から16時半

休み:月曜祝日の場合の翌平日・祝日・年末年始

★電話相談では、男性が抱える様々な悩み、男性ならではの悩みをお聞きします。今まで心にしまってきた悩みを相談員に話すだけでも、そのストレスは軽減されます。

【課題】

・男性DV被害の掘り起こしが必要では?

被害を受けた人の44.2%、性別でみると女性の36.3%、男性の57.2%は、どこ(だれ)にっも相談していない。

男女共同参画白書 令和7年版 

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