私自身が男性のDV被害者で壮絶な経験をしたので運悪くモラ、DV加害者気質を持った人と入籍した場合の対処法を書いていきます。
基本は男性の方が体力や筋力があると思うのでその前提で書いていきますし、実際に自身と元配偶者との体力差がありすぎたこと、甘すぎて優しい性格が合わさって被害者になりましたので。

DV加害者の気質を持つ人は男女問わず一定数います。
彼らは依存する人(ターゲット)を見つけたら逃がさないように支配を始めますが、ターゲットは基本は優しくて言い返さない、暴力を用いても反撃しない人が選ばれます。
彼らも幼い頃からの家庭環境で愛情をもらっていない人なのである意味では被害者でありますが、その愛情の歪みがターゲットを支配することに現れます。
支配方法はターゲットが周囲の人と連絡を絶つように持っていき孤立させてから「私がいないと生きていけないダメな人間」となるようにダメ出しや罵倒をします。
ある程度ターゲットが自信をなくしてきたら暴力による洗脳も始めます。
寝起きや病気で弱っている時に暴力を含めて痛い思いをさせながら大声で言い聞かせると人って思うより簡単に意見が入るのです。
罵倒する言いがかりをつけるために「普通の夫婦だったらこうあるべき」などと勝手な意見を押し付けて断ると「なんであなたは普通じゃないんだ」というのもあるあるですね。
暴力も含めて洗脳する支配がDVなので世間で言われるような夫婦喧嘩ではないですし、幼い時の家庭環境が原因なので男女問わず加害者気質がいるのです。

ここから本題に入りますが、今現在の日本では被害者男性に対する支援やシェルターなどの避難場所、保護するはずのDV法もあまり活かせませんので被害者になっても辛い未来が待っています。
家族である配偶者、そして力のない女性に言い返すのも反撃するのも優しい男性はできないのが良く分かりますが、そこは心を鬼にしないと大変なことになるので言い返すのはもちろんある程度の反撃をしてください。
やり過ぎると力の差から男女平等パンチとはならないので、うまく録音や録画などを用いて証拠を取りながら不利にならないようしっかり言い聞かせてください。
話し合えばわかるはずなんてただの綺麗事ですし、そもそも話が通じないのも加害者の特徴です。
人間といえど動物なので怖い物には従う本能を持ち合わせています。
罵倒が始まるようでしたら大声を出しながら力で押さえつけてしっかり言い聞かせるという恐怖に働きかける方法を繰り返すと難なく支配から逃れられます。
どっちが上か分からせるだけなのでとても簡単です。

今の男女平等社会や男性性を降りろ..と言われるのはもともとは動物である人間の本能や体の作りを無視した内容なので歪みが出てくるのは当然なのです。
被害にあって発信し始めたのが2020年ごろで、この時は情けない男性扱いされましたがここ最近はそんなリプも無くなり、男性にも被害者がいるのはわかってもらえる時代になりました。
さらに男性支援の考えを持つ法人も出てきたので男性差別を無くそうの動きはここ数年でかなり活発化しています。
さらに数年後には男性にも実際の支援が始まると思いますし、その頃には男女平等の概念も今の迷走状態から脱却して男女の身体差も考えたものになると信じています。
それまでは証拠を取りながらうまく反撃するのが男性DV被害者の取れるベストな方法と考えます。
(島村和宏)


*注

反撃の内容についてですがむしろ相手を怪我させない内容となっております。
体験上では相手から物を使って殴られる、包丁が飛んでくる、打撃での暴力は普通にある状態なので証拠を取りながら抑えて言い聞かせるというのがこちらのできて相手をつけない効果の高い方法と考えます。
そして1回1回の効果が高い方が相手と揉める回数も減るというのがdv加害者と被害者の関係上はあります。
効果というのは「どちらが上かわからせる」という言葉に詰まっていまして、普通の夫婦では対等がいいのですが、dv加害者はターゲットを下に見る特性があります。
それはいじめっ子といじめられっ子との同じ構図で話し合いや理論は通じません。
とにかく実力で上か下か分からせるのが必要になります。


僕も本来はそんなことはしたくないですし、よくないこととわかっていますがそれをしなかった結果は仕事を失い支援も理解もなく底辺まで落ちた自分なのです。
男性の被害者にはこの実力行使ができず殺されたり自殺した人もいるのはご存知かと思いますが、反撃しないとそういうことになる人もいるわけです。
言葉使いが良くないのも自覚しておりますが、特に女性の被害者に顕著ですが加害者には恨みしか残らなくなり、もっと激しい罵倒を被害中や被害後に繰り返す人も多いです。
それも考えて相手に対する気持ちの共感を込めてきつい言葉で書いています。

加害者に優しい言葉をかけることは被害者としては「何でわかってくれない」のマイナスな感情を呼び起こします。

当事者として悩んで綺麗事では済まないのを経験しました。

本来でしたら僕も反撃しないで逃げて何とかやり過ごしましょうと言いたいところですが、家という密室で長期間一緒なのですから極論はやるかやられるかの世界ができ上がってしまうのです.. 僕も穏やかな性格なのでやり返すって必要かなのか、脅すのっていいことなの?とさんざん悩んだ結果ですが、男女問わずdv被害者の他の方々にも話をたくさん聞いたり制度を考えた結果が反撃は大切になりました!